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- 当院のこだわり
気持ちに寄り添う診療、つらさの少ない検査に注力し、0歳からご高齢のかたまで、家族ぐるみで、お引き受けします。
ご相談に来ていただいたことへの感謝を忘れず、患者さまの不安な気持ちをとりのぞく診療を。上部内視鏡検査(胃カメラ)、下部内視鏡検査(大腸カメラ)では、専門性を発揮、つらさの少ない検査に努めています。
初診の方に心がけていること
相談に来ていただいたという感謝を忘れず、まずは不安をとりのぞけるように。
初診の方は、特に不安になって来られているはずです。そこに気を配り、まずは不安をとりのぞくことを意識して問診をはじめます。私もそうですが、人は、質問されると構えてしまいますので、問診表を見ながら「今日はこういうことなんですね?」と、やわらかく問いかけることを呼び水にして、あとは自然に話してもらっています。
どんなことでも、相談に来ていただいたというのが、医師としては感謝です。その気持ちを忘れないようにして、「なぜいらしたのか?」ということが聞ければ、あとはスムーズかなと思っています。すると、その方の症状の背景、バックグラウンドも見えてくる。そこが初診の場合、特に大事なことだと思っています。
患者さまへの配慮
別の病気を見逃さないために、苦痛の少ない検査、わかりやすい説明に注力。
症状が改善して「もういいですよ」となったときも、「具合が悪くなったら、もう一回来てくださいね」というお声がけを忘れないようにしています。症状が出たらすぐに対処したほうがいいですし、万一の場合があったらと思うと、いつでも相談に乗りますよという姿勢を、お伝えしておきたいと思うからです。また、出張の合間に来られた方など、再来院が難しい方には、その後のアドバイスをお伝えして、大事に至らないように配慮しています。
検査においては、「二度とやりたくない」となってしまうと、別の病気を見逃してしまったり、診るチャンスを失ったりしてしまうので、できるかぎりつらさの少ない検査を心がけています。そして、つらさをやわらげるために、身近なたとえ話などを使って、なぜ検査が必要なのか、かみくだいた、わかりやすい説明にも努めています。
今後、力を入れていきたい診療
新しい技術を使った治療法を導入するために、日進月歩の医療とともに知識を更新。
新しい技術が生まれたら、それを利用した治療法を導入すること。そこには、日々、アンテナを張っています。そうはいっても、新しい技術は、普及するのに時間がかかるものも数多くあります。ですから、新しい技術や治療法に対応している病院を探し、患者さまに迅速な紹介ができるよう、いろいろな講演会にも参加するよう心がけています。
また、日々の勉強も欠かせないと思っています。どの業界もそうだと思いますが、医療は日進月歩ですから、昨日までの常識が180度変わってしまうこともあります。これまでの常識的な治療がひっくり返ったら、それを見て調べて、情報を更新しつづけること。患者さまへのよりよい治療のために、そこも注力しています。
スタッフについて
つらさを抱えて来られる患者さまへの気遣い、具合の悪い患者さまへの対応も迅速に。
事務方、医療職ともに、気さくで明るく、つらさを抱えて来られている患者さまへの気遣いや前向きな気持ちにする力は、院長の私から見ても、太鼓判を押せると思います。また、スタッフ同士の連携もとれていて、受付で具合の悪い人、つらい症状の方に対しても、見逃さず、迅速に対応できる体制もととのえています。
また、情報共有も、その都度、すみやかに行き渡るようにしています。たとえば、私から新たな医療情報を誰か一人に伝えれば、すぐにスタッフ全員に流す。そうすることで、スタッフも日々、情報のアップデートができる。そういうシステムを大事にすることで、よりよい医療の提供につなげています。
休日の過ごし方
呼吸法トレーニング、運動の大切さ。趣味の音楽を通して、診療にも新たな発見が。
まとまった休みがとれず、趣味のロードバイクはお蔵入りですが、そんな中、毎週続けているのは、クラリネットの演奏です。一般社会人と医師会、2つの楽団に入っていて、特に社会人の楽団の練習日は、演奏会前だと朝9時から夕方5時まで。かなりハードです。
クラリネットは、中学以来30年間触れていなかったのですが、練習を重ねるうちにブランクを突破できる感覚があり、肺活量を鍛えるための体力作りにも励むようになりました。すると、患者さまへの説明の仕方も変わり、「やってみたら、できるようになるし、体が喜んでるんですよ」というふうに体験からお話しできるようになりました。
吹奏楽の呼吸法は、吐く息を意識する「呼吸トレーニング」のヒントにもなりました。これをやると、呼吸が深くなり肺の酸素量がぐっと上がります。しかも、呼吸器を使うとエネルギーを消費しますから、ダイエットにもつながります。患者さまには「銀行や病院の待ち時間に『すーはー』やるだけだから簡単ですよね」と、ご紹介しています。